まずはこれだけ!カメラを買ったら最初に覚えるべき3つのこと

カメラにはさまざまな機能が搭載されています。その多様さに圧倒されることもあるでしょう。

しかし、せっかく手に入れたカメラを「自分の思った通り」に使いこなすためには、まず基本的な機能を理解することが大切です。

この記事では、初心者が最初に覚えるべき3つの重要なポイント、

すなわち「オートフォーカス」「絞り優先モードとF値」「露出補正」について詳しく解説します。この3つをマスターすれば、写真撮影の幅が広がり、思い通りの写真を撮ることができるようになるでしょう。

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1. オートフォーカス

オートフォーカス(AF)は、カメラが自動的に被写体にピントを合わせる機能です。これにより、シャッターボタンを押すだけで簡単にピントが合った写真を撮影できます。初心者にとっては非常に便利な機能ですが、正しく理解し使いこなすことで、より高品質な写真を撮ることができます。

オートフォーカスには、主に以下の3つのモードがあります:

  • シングルAF(AF-S): 静止している被写体に最適。シャッターボタンを半押しするとピントが固定される。
  • コンティニュアスAF(AF-C): 動いている被写体に最適。シャッターボタンを半押ししている間、ピントが自動的に追従する。
  • オートAF(AF-A): シングルAFとコンティニュアスAFの両方を自動的に切り替えるモード。

使い方のポイント:

  • 被写体に応じてAFモードを使い分ける: 静止した風景を撮るならシングルAF、動く子供やペットを撮るならコンティニュアスAFが適しています。
  • フォーカスポイントの設定: フォーカスポイントを手動で設定し、意図した部分にピントを合わせることで、よりクリエイティブな写真が撮れます。

2. 絞り優先モードとF値

絞り優先モード(AまたはAv)は、撮影者が絞り値(F値)を設定し、カメラが自動的に適切なシャッタースピードを選んで露出を調整するモードです。F値はレンズの絞りの開口の大きさを示し、写真の明るさや被写界深度に影響を与えます。

  • F値が小さい(絞りが開いている): 背景がぼける(浅い被写界深度)。ポートレート撮影に最適。
  • F値が大きい(絞りが閉じている): 背景までくっきり写る(深い被写界深度)。風景撮影に最適。

使い方のポイント:

  • ポートレート撮影: 被写体を際立たせるためにF値を小さく(例:F1.8)設定し、背景をぼかします。
  • 風景撮影: 全体をシャープに写すためにF値を大きく(例:F11)設定し、広範囲にピントを合わせます。
  • 光量の調整: 明るい場所ではF値を大きくして光量を制限し、暗い場所ではF値を小さくして光を多く取り込みます。

3. 露出補正

露出補正は、カメラが自動で決定した露出に対して、明るさを調整する機能です。写真が暗すぎる場合は露出をプラス補正し、明るすぎる場合はマイナス補正することで、適切な明るさに調整できます。

使い方のポイント:

  • 明るさの調整: 露出補正を使って、写真の明るさを細かく調整できます。-1EVから+1EVの範囲で補正することが一般的です。
  • シチュエーションに応じた補正:
    • 逆光撮影: 被写体が暗くなりがちなので、露出補正をプラスにして明るくします。
    • 雪景色やビーチ: 明るい背景に引きずられて全体が暗くなるので、露出補正をプラスにします。
    • 夜景撮影: 逆に背景が暗い場合は、露出補正をマイナスにしてディテールを際立たせます。

まとめ

カメラの基本的な機能を理解することで、撮影の楽しさと可能性が広がります。オートフォーカス、絞り優先モードとF値、露出補正の3つをしっかりマスターすれば、初心者でも思い通りの写真を撮ることができるでしょう。ぜひ、この3つのポイントを意識して、素敵な写真をたくさん撮影してください。

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